ヴァンITYフェア・アフターパーティの熱狂:大胆さと洗練の饗宴

アカデミー賞授賞式の華やかさもさることながら、ファッション好きが密かに楽しみにしているのが、翌日に開催されるヴァニティ・フェアの豪華アフターパーティです。ゲストリストはアカデミー賞より遥かに広く、ドレスコードもよりエッジィでコンテンポラリー。まさにハリウッドスターたちがフォーマルな授賞式後、髪を下ろし、ファッションで遊び心を楽しむ場なのです。

今回は、ヴァニティ・フェア・アフターパーティのレッドカーペットを徹底分析!

Vogueでは、会場となったビバリーヒルズのウォリス・アネンバーグ・センターのパフォーマンスアーツレッドカーペットをくまなくチェックし、独自のベストドレッサーを厳選しました。

独創性と洗練が交錯する、注目のセレブスタイル

まず、Vogueデジタル・ファッション・フィーチャー・エディターのグレイディス・ライ氏が選ぶのは、ハンター・シェファーの洗練された黒のボッテガ・ヴェネタです。ライ氏は「このドレスは全てを物語っています。グローブ、上下の流れるようなグラフィックな魅力、腰のさりげないポケットフラップ、スカートのスリット…シェファーはまさに気品に満ちています。簡素さを追求したスタイルですが、大成功です。宝石などの装飾品は一切なく、赤い唇と後方にまとめた髪がエレガントさを際立たせています。まさにタイムレスなレッドカーペットドレスと言えるでしょう」とコメントしています。

一方、デジタルコンテンツ責任者のマハリア・チャン氏は、ケンダル・ジェナーとジョディ・ターナー・スミスに着目。「どちらも個性が際立つ素晴らしいスタイルです」と評価しています。

そして、デジタルディレクターのフランチェスカ・ウォレス氏は、アドワ・アボアを選出。「クールなレザーのマニが最高に素敵です」と語っています。

Vogueが選ぶベストドレッサーたち

1.ハンター・シェファー (ボッテガ・ヴェネタ)

ライ氏によるコメントの通り、シンプルでありながら気品に満ちた王道スタイルです。

2.ケンダル・ジェナー (メゾン マルジェラ)

チャン氏が言うように、コルセットで強調されたウエストラインとシースルーのレースが織りなす独創的なテクスチャーが魅力的です。

3.エミリー・ラタコウスキー (ジャックムス)

ヘッド・オブ・ブランドのエラ・オキーフ氏は「過去のヌードドレス姿よりもはるかに興味深い」とコメント。彫刻のようなボディスと大胆な背中が斬新です。

4.グレタ・リー (ロエベ)

コンテンツエディターのニナ・ミヤシタ氏は「今回もグッときました!」と絶賛。エレガントでありながら個性的でもある、シルクのサージグリーンのロエベのドレスは必見です。

5.キム・カーダシアン (バレンシアガ)

アシスタント・ファッション・フィーチャー・アンド・ニュース・エディターのジョナ・ウォーターハウス氏は「キム・カーダシアンがバレンシアガを着こなすほど、このブランドの多様性が際立ちます。少しレトロな雰囲気もあり、1988年のマーサ・プリンプトンや、アカデミー賞で初めてホワイトスリップドレスを着た1996年のグウィネス・パルトロウを彷彿とさせます。しかし、ネックラインはデムナならではの前衛的な要素も取り入れられています。まさに天使のよう」と評しています。

まとめ

今回のヴァニティ・フェア・アフターパーティは、シンプルかつ洗練されたスタイルから大胆で独創的なスタイルまで、多種多様なファッションの饗宴でした。今後も、セレブたちのレッドカーペットでの冒険から目が離せません!